プログラミング学習サービスおすすめトップ5|未経験からエンジニア転職した僕が比較
文系営業職から独学でエンジニア転職した筆者が、プログラミング学習サービス5社を実体験ベースで徹底比較。Progate、Udemy、TechAcademy等の特徴と選び方を解説。
プログラミング学習サービスおすすめトップ5|未経験からエンジニア転職した僕が比較
結論から言うと、プログラミング学習サービスに「万人に最適な1つ」は存在しません。
はじめまして、中村ソウマです。33歳、フリーランスエンジニアとして活動しています。元は文系の大学を卒業して、新卒で入った会社では営業をやっていました。プログラミングの「プ」の字も知らなかった人間が、28歳から独学を始めて、30歳でエンジニアとして転職し、32歳でフリーランスになりました。
この記事では、僕が実際に使ってきたプログラミング学習サービスを5つ、ランキング形式で紹介します。それぞれのサービスの強みと弱みを、実体験ベースで正直にお伝えします。
僕のバックグラウンド
ランキングの前に、僕のスペックを開示しておきます。この記事の評価は全て、以下のバックグラウンドを持つ人間の主観であることをご理解ください。
- 文系大学卒(経済学部)
- 新卒で法人営業3年 → プログラミング学習開始
- 学習開始時のスキル: HTMLすら書けない、完全ゼロ
- 学習に使った期間: 約1年半(働きながら)
- 転職先: 自社開発のWebサービス企業(バックエンドエンジニア)
- 現在: フリーランス3年目、主にRuby on RailsとReact
正直、当時の僕は「プログラミングなんて理系の人がやるもの」だと思っていました。最初にProgateのHTMLコースをやった時、<h1>Hello World</h1>が画面に表示されて感動したのを覚えています。あの時の感覚を、今でも大事にしています。
プログラミング学習サービスを選ぶ際の3つの軸
1. 自分の現在地を正しく把握する
ここがポイントなんですが、「完全未経験」と「少し触ったことがある」では最適なサービスが全く異なります。完全未経験の方がいきなりスクールに入ると、基礎が追いつかずに挫折するケースを何度も見てきました。
2. 目標を具体的にする
「プログラミングを学びたい」だけでは抽象的すぎます。Webアプリを作りたいのか、データ分析をしたいのか、AIを学びたいのか。目標によって学ぶべき言語もサービスも変わります。
// 目標が曖昧な例
const goal = "プログラミングを学ぶ";
// 目標が具体的な例
const goal = "6ヶ月以内にRailsでWebアプリを作ってポートフォリオにする";
この具体性の差が、学習効率に大きく影響します。
3. 予算と時間のバランス
無料サービスから月額数十万のスクールまで、価格帯は幅広いです。ただし、「高い=良い」とは限りません。僕自身、最も成長したのは月額1,000円台のサービスと無料の書籍・YouTube動画でした。
プログラミング学習サービスおすすめランキングTOP5
| 順位 | サービス名 | 料金 | 形式 | おすすめの段階 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Progate | 無料〜月額1,490円 | ブラウザ学習 | 完全初心者 |
| 2位 | Udemy | 1講座1,200円〜 | 動画講座 | 初級〜中級 |
| 3位 | TechAcademy | 185,900円〜 | オンラインスクール | 初級〜中級 |
| 4位 | RUNTEQ | 550,000円 | オンラインスクール | 中級(転職本気勢) |
| 5位 | 独学(書籍+YouTube) | 実質無料〜数千円 | 自習 | 全段階 |
第1位:Progate|全てはここから始まる
僕のプログラミング人生はProgateから始まりました。これは誇張ではなく、事実です。
Progateの最大の強みは、環境構築が不要なことです。ブラウザ上でコードを書いて、即座に結果が確認できる。正直、当時の僕は「環境構築」という言葉すら知りませんでしたが、もし最初に環境構築でつまずいていたら、確実に挫折していたと思います。
# Progateで最初に書いたRubyのコード
puts "Hello, World!"
# たったこれだけで「自分にもできるかも」と思えた
学習コースはHTML/CSS、JavaScript、Ruby、Python、Javaなど主要言語を網羅しています。各レッスンは15分程度で完了するため、仕事の昼休みや通勤時間にも学習可能です。僕は毎日の通勤電車でProgateをやっていました。
ただし、ここが重要なのですが、Progateだけではエンジニアにはなれません。Progateはあくまで「プログラミングの基礎文法を学ぶ場所」です。実務で必要なスキルとProgateで学べることの間には大きなギャップがあります。
僕のおすすめの使い方は以下の通りです。
- 無料コースで自分に合うか確認する(1週間)
- 有料会員になり、目標言語のコースを2周する(1ヶ月)
- 卒業して次のステップへ進む
「2周」がポイントです。1周目で理解できなかった部分が、2周目では驚くほどスムーズに入ってきます。
第2位:Udemy|コスパ最強の動画学習プラットフォーム
Progateで基礎を固めた後、僕が次に使ったのがUdemyです。
Udemyの魅力は講座の質と量のバランスです。世界中の講師が講座を公開していて、日本語の講座だけでも数千件あります。価格は定価こそ数万円の講座もありますが、頻繁にセールが開催されており、1,200円〜2,000円程度で購入できることがほとんどです。
僕がUdemyで学んだ講座のジャンルは以下の通りです。
- Ruby on Rails のWebアプリ開発(実践形式)
- Git/GitHub の使い方
- SQLとデータベース設計
- Docker入門
- AWSの基礎
特に良かったのは、実際にアプリを作りながら学べる講座が多いことです。Progateでは「文法は分かったけど、何か作れと言われると何も作れない」状態だった僕が、Udemyの講座でToDoアプリやブログアプリを作る中で、「文法がどう実務に繋がるか」を理解できました。
# Progateレベル: 文法は分かる
for i in range(10):
print(i)
# Udemyで学んだ後: 実務的なコードが書ける
def fetch_users(api_url, params=None):
response = requests.get(api_url, params=params)
if response.status_code == 200:
return response.json()
raise APIError(f"Failed to fetch: {response.status_code}")
注意点としては、講座の質にバラつきがあることです。評価が4.0以下の講座や、受講者数が極端に少ない講座は避けた方が無難です。僕は購入前に必ずレビューを50件以上読むようにしていました。
第3位:TechAcademy|メンターの存在が挫折を防ぐ
ここからはオンラインスクールの領域に入ります。
TechAcademyを3位にした理由は、メンター制度の質の高さです。正直、プログラミング学習で最も辛いのは「エラーが出て、何時間調べても解決できない」瞬間です。あの絶望感は、経験した人にしか分からないと思います。
TechAcademyでは、現役エンジニアのメンターが週2回のビデオ通話でサポートしてくれます。チャットでの質問も可能です。僕は自力で学習を進めていたため、TechAcademyは利用していませんが、僕がメンターとして関わった経験があります。
受講生を見ていて感じたのは、独学で挫折した経験がある人ほど、スクールの価値を正しく理解しているということです。逆に、「スクールに入れば自動的にスキルが身につく」と考えている人は、どんなスクールに入っても伸びません。
料金は185,900円からで、決して安くはありません。ただし、「時間を買う」という観点で見れば、独学で1年かかることをスクールで3ヶ月で習得できるなら、その投資は合理的です。特に仕事を続けながら学習する方にとって、時間は最も貴重なリソースです。
注意点としては、カリキュラムのレベル感が「初級〜中級」であること。TechAcademy単体で実務レベルに到達するのは難しく、卒業後も自走して学習を続ける必要があります。
第4位:RUNTEQ|転職を本気で考えるならここ
RUNTEQは、エンジニア転職に特化したオンラインスクールです。料金は550,000円。高額です。しかし、転職成功率と卒業生の質を考えると、「高い」とは一概に言えません。
RUNTEQの特徴は、カリキュラムが実務を強く意識していることです。単にプログラミングの文法を教えるのではなく、チーム開発の進め方、コードレビューの受け方、設計の考え方まで踏み込んでいます。
僕自身はRUNTEQの受講生ではありませんが、仕事で一緒になったRUNTEQ卒業生のコードを見て「スクール出身でこのレベルは珍しい」と感じたことが何度かあります。特にGitの使い方やコミットメッセージの書き方が丁寧で、チーム開発の作法を叩き込まれていることが伝わりました。
ただし、RUNTEQはある程度の基礎力がある人向けです。完全未経験からいきなりRUNTEQに入るのは、僕はあまりおすすめしません。ProgateやUdemyで基礎を固めてから入学した方が、カリキュラムの吸収効率が格段に上がります。
また、550,000円という金額は、回収できる見込みがあるからこそ払うべきものです。「なんとなくエンジニアになりたい」という段階では、まだ投資すべきタイミングではないかもしれません。
第5位:独学(書籍+YouTube)|最もコスパが高く、最も挫折しやすい
最後に挙げるのは、特定のサービスではなく「独学」という選択肢です。
僕の学習の約60%は、実はこの独学で占められています。Progateで基礎を学び、Udemyで実践を積み、その後は書籍とYouTubeと公式ドキュメントを行き来する独学スタイルに落ち着きました。
おすすめの学習リソースを具体的に挙げます。
書籍:
- 「プロを目指す人のためのRuby入門」(通称チェリー本)
- 「リーダブルコード」
- 「Webを支える技術」
YouTube:
- 各言語の公式チャンネル
- 海外のフルスタック開発チュートリアル
その他:
- Qiitaの技術記事
- GitHub上のオープンソースプロジェクトのコード
独学の最大のメリットは自分のペースで学べることとコストが最小限であること。書籍数冊とインターネット環境があれば、技術的にはどこまでも深く学べます。
// 独学で大事なのは「写経」から「改造」へのステップ
// Step 1: サンプルコードを写経する
const app = express();
app.get('/', (req, res) => {
res.send('Hello World');
});
// Step 2: 自分なりに改造する
app.get('/users/:id', async (req, res) => {
const user = await User.findById(req.params.id);
if (!user) return res.status(404).json({ error: 'Not found' });
res.json(user);
});
ただし、独学の最大の弱点は挫折率の高さです。エラーが解決できない、何を学べばいいか分からない、モチベーションが続かない。この3つの壁を自力で乗り越える必要があります。僕も何度も心が折れかけました。
独学が向いているのは、以下のタイプの方です。
- 自分で調べて解決する力がある方
- 明確な目標と期限を設定できる方
- 孤独な作業に耐えられる方
逆に、「誰かに教えてもらいたい」「仲間がいないと続かない」という方は、スクールを検討した方が良いと思います。
僕が辿った学習ロードマップ
参考までに、僕が実際に辿ったルートを時系列で共有します。
| 期間 | やったこと | 使ったサービス | 費用 |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月目 | HTML/CSS/Rubyの基礎 | Progate | 1,490円 |
| 2-3ヶ月目 | Rails でWebアプリ開発 | Udemy(3講座) | 約5,000円 |
| 4-6ヶ月目 | ポートフォリオ制作 | 独学(書籍3冊) | 約8,000円 |
| 7-9ヶ月目 | Git/Docker/AWS学習 | Udemy + 独学 | 約3,000円 |
| 10-12ヶ月目 | 転職活動 + 実務想定の学習 | 独学 | 0円 |
合計で約17,500円。スクールに通っていないため、金銭的なコストは非常に低く抑えられました。ただし、これは僕が「調べて解決する」タイプの人間だったから可能だったことであり、全ての方に推奨するわけではありません。
よくある質問
Q. プログラミング言語は何から始めるべきですか。
目標によりますが、Webエンジニアを目指すならHTML/CSS → JavaScript → Ruby or Pythonが王道です。「とりあえず何か触ってみたい」ならPythonをおすすめします。学習コストが低く、できることの幅が広いためです。
Q. 学習時間は1日どれくらい必要ですか。
僕は平日1〜2時間、休日3〜4時間のペースでした。重要なのは「毎日触ること」です。1日4時間を週2回より、1日30分を毎日続ける方が定着します。
Q. スクールに通わずに転職できますか。
できます。僕がその証拠です。ただし、ポートフォリオの質が全てです。「自分で考えて作ったオリジナルのWebアプリ」を最低1つ完成させてください。
まとめ
- Progate — 完全初心者の第一歩。ここで「楽しい」と思えるかが全て
- Udemy — 基礎の次は実践。セール価格でコスパ最強
- TechAcademy — メンターの力で挫折を防ぐ。独学に限界を感じたら
- RUNTEQ — 転職本気勢のための本格スクール。基礎力がある人向け
- 独学 — 最もコスパが高い。ただし自走力が必要
僕が学習を始めた5年前と比べて、プログラミング学習の環境は驚くほど充実しています。良質な教材が安価で手に入り、コミュニティも活発で、質問すれば誰かが答えてくれる時代です。
正直、当時の僕はこう思っていました。「文系の営業マンがエンジニアになれるわけがない」と。でも、なれました。特別な才能があったわけではありません。ただ、毎日コードを書き続けただけです。
プログラミング学習において最も重要なのは、使うサービスの選択ではなく、継続することです。どのサービスを使っても、続けなければスキルは身につきません。逆に言えば、続けさえすれば、どのサービスを使っても一定のレベルには到達します。
この記事が、あなたの学習の一助になれば幸いです。